
「子どもにもっと本を読んでほしい」と思って本を用意しても、なかなか自分から手に取ってくれないことがあります。
読み聞かせの時間には物語を楽しんでいたのに、一人で読むよう促すと続かない。図書館へ行っても、どの本を選べばよいのかわからない。評判のよい児童書や推薦図書を用意してみても、子どもの興味と合わず、そのまま本棚に置かれてしまうこともあるでしょう。
特に小学校低学年ごろは、読み聞かせから自力読みへ少しずつ移っていく時期の一つです。
この時期の本選びでは、対象年齢や学年だけではなく、子どもが興味を持っていることや、現在どの程度の文章なら無理なく読めるのかを考えることも大切です。
内容には興味があっても、一人で読むには文章量が多すぎる場合があります。反対に、読みやすさだけを優先すると、子どもの興味と合わないこともあります。
さらに、ゲームや動画、さまざまなデジタルコンテンツが身近にある現在では、本を用意するだけでは読書を始めるきっかけを作りにくい家庭もあります。
そこで選択肢の一つとなるのが、子どもの読書をサポートするサービスです。
子ども向けの読書サービスには、子どもの好みや読む力に合わせて本を提案するもの、読書を続けるためのレッスンや記録機能を備えたもの、多数の児童書を電子書籍で読めるもの、学校を通じて利用する電子図書館などがあります。
ただし、同じ「読書サービス」として紹介されるものであっても、その目的や仕組みは同じではありません。
例えば、たくさんの電子書籍を読めるサービスは、すでに自分で読みたい本を探せる子どもにとって利用しやすい場合があります。
一方、「何を読めばよいかわからない」「本をすすめても興味を示さない」「読書を始めてもなかなか続かない」といった場合には、利用できる本の冊数だけでなく、本選びや読書習慣づくりをどのようにサポートしてくれるのかも確認したいポイントです。
この記事では、子どもの読書習慣づくりをサポートするオンライン習い事**「ヨンデミー」**を最初に取り上げ、U-NEXT KidsやYomokka!などの子どもと本に関わるサービスと比較します。
ヨンデミーは、子どもの好みや読書レベルを踏まえた本の提案に加えて、毎日のミニレッスンや読書記録などを利用できるサービスです。
一方、U-NEXT Kidsは対象となる児童書を電子書籍で楽しめるサービス、Yomokka!は小・中学校向けの電子図書館であり、それぞれ利用目的や提供方法が異なります。
そのため、この記事では単純に優劣を付けるのではなく、
- どのような子ども・家庭を対象としているか
- どのように本を選ぶのか
- 読書を続けるための仕組みがあるか
- 実際に読む本をどのように用意するか
- 紙の本と電子書籍のどちらを利用するか
- 料金や利用条件はどうなっているか
- 保護者にはどの程度のサポートが求められるか
といった共通のポイントから違いを確認していきます。
「読み聞かせから一人読みへ移るきっかけを作りたい」
「子どもの好みに合う児童書を見つけたい」
「読書を家庭で続けるための仕組みが欲しい」
「電子書籍サービスとの違いを知ってから選びたい」
このような場合は、それぞれのサービスが何を提供しているのかを理解してから比較することが大切です。
子どもが本を読むかどうかは、サービスだけで決まるものではありません。興味や読書経験、家庭での過ごし方などによっても異なります。
だからこそ、「利用すれば本好きになる」と考えるのではなく、現在の子どもの読書状況と家庭が求めているサポートに合っているかという視点で検討してみましょう。
まずは、選書と毎日のミニレッスンを組み合わせて読書をサポートする「ヨンデミー」から、サービス内容を詳しく見ていきます。
※料金、無料体験、キャンペーン、サービス内容などは変更される場合があります。利用を検討する際は、各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
ヨンデミー

出典:ヨンデミー公式サイト
ヨンデミーとは?
ヨンデミーは、株式会社Yondemyが運営する、子ども向けの読書教育オンラインサービスです。
一般的な電子書籍サービスのように、契約すると多数の本が読み放題になることを中心としたサービスではありません。
子どもの好みや現在の読む力に合わせた本を提案し、さらに毎日のミニレッスンや読書記録、ゲームのような仕組みを組み合わせることで、家庭で読書に取り組むことをサポートしています。
そのためヨンデミーを検討するときは、
「何冊の本が読めるサービスなのか」
ではなく、
「子どもに合う本を見つけ、読書を続けるためにどのようなサポートを受けられるのか」
という視点で見ると特徴を理解しやすくなります。
特に、読み聞かせは楽しんでいたものの一人ではあまり本を読まない場合や、図書館や書店で子どもに合った本を選ぶことに難しさを感じている家庭では、比較候補に入れやすいサービスです。
ヨンデミーの大きな特徴は「本選び」と「習慣づくり」
子どもに読書をしてほしいと思ったとき、まず本を買ったり図書館で借りたりする家庭は多いでしょう。
しかし、本を用意したからといって、必ずしも子どもが自分から読み始めるとは限りません。
例えば、対象学年としては合っていても、子ども自身がテーマに興味を持てない場合があります。
反対に、興味のある物語であっても、文章量や漢字などが現在の読む力に対して難しければ、一人で読み続けることが負担になる場合があります。
ヨンデミーでは、こうした「どの本を選ぶか」という部分からサポートします。
さらに、選書だけで終わるのではなく、毎日のミニレッスンや読書記録などを通じて、本との関わりを継続する仕組みも用意されています。
つまり、
子どもに合う本を探す → 実際に読む → 読んだ経験を記録する → 次の本と出会う
という読書の流れをアプリで支援することが、ヨンデミーの特徴といえます。
AIヨンデミー先生が子どもの好みと読書レベルを踏まえて本を提案
ヨンデミーで特に注目したい機能が、本の提案です。
子どもの本を選ぶ方法として、「小学1年生向け」「小学2年生向け」といった対象学年を参考にすることがあります。
しかし、実際の読む力や興味は、学年だけでは判断できません。
同じ小学2年生でも、長い物語を一人で読める子どももいれば、挿絵が多く文章が短い本のほうが読みやすい子どももいます。
また、読む力が同程度でも、動物が好きな子どもと、冒険や科学に興味がある子どもでは、手に取りたい本が異なるでしょう。
ヨンデミーでは、AIヨンデミー先生が子どもの好みや読書レベルなどを踏まえて本を提案します。
「年齢に合う本」だけではなく、「その子が現在読みやすく、興味を持ちやすい本を探す」という考え方が取り入れられている点が特徴です。
2026年には最初の本選びに「表紙診断」を導入
ヨンデミーでは、2026年6月に入会・再開時の選書方法がリニューアルされています。
新しく導入されたのが「表紙診断」です。
子どもが本の表紙を見ながら、
「よみたい」
「いまはよまない」
を直感的に選び、その反応を本の提案に反映します。
これは、子どもが自分の好みを言葉で詳しく説明できなくても、「なんとなく面白そう」「これは今は読みたくない」といった感覚を本選びに取り入れるための仕組みです。
最初から好きなジャンルを細かく説明する必要がないため、小学校低学年など、自分の読書の好みを言語化することがまだ難しい場合にも利用しやすい方法といえるでしょう。
さらに、あらかじめ読む力に合う本の中から候補を提示する設計となっているため、興味だけではなく難易度も考慮した本との出会いを目指しています。
「おすすめされた本」はどうやって読む?
ヨンデミーを利用する前に理解しておきたいのが、本そのものの入手方法です。
ヨンデミーは、電子書籍読み放題サービスではありません。
AIヨンデミー先生からおすすめされた本について、家庭で用意して読むことになります。
例えば、
- 地域の図書館で借りる
- 学校図書館で探す
- 書店で購入する
- オンライン書店で購入する
- すでに家庭にある本を活用する
といった方法が考えられます。
ここは、電子書籍読み放題サービスとの大きな違いです。
電子書籍サービスの場合は、対象作品であれば端末上ですぐに読み始められます。
ヨンデミーの場合は、アプリが中心となって提供するのは「本そのもの」ではなく、本との出会い方や読書を続けるためのサポートです。
そのため、地域の図書館を利用しやすい家庭であれば、図書館と組み合わせて利用する方法も考えられます。
反対に、「本を借りに行く時間をできるだけ減らしたい」「すべてタブレット内で完結させたい」という家庭では、この点を確認してから利用を検討する必要があります。
1日3分程度のミニレッスン
ヨンデミーでは、本を提案するだけではなく、読書に関するミニレッスンも用意されています。
公式情報では、1日3分程度のミニレッスンとして案内されています。
子どもの習い事というと、決められた曜日に30分や1時間ほど取り組む形式をイメージするかもしれません。
ヨンデミーはそれとは異なり、短い時間の取り組みを日常生活に組み込みやすい設計となっています。
例えば、
「学校から帰ってきたら取り組む」
「夕食の前に取り組む」
「寝る前の読書とセットにする」
といったように、家庭ごとにタイミングを決める方法があります。
読書習慣を考える際には、一度に長時間読むことだけではなく、「毎日の生活の中で本と関わるタイミングを作れるか」という視点も重要です。
ヨンデミーのミニレッスンは、そのきっかけとして利用できる機能です。
ゲームのような仕組みを読書の入口に利用
ゲームや動画には興味を示す一方で、本にはなかなか手を伸ばさないというケースもあります。
ヨンデミーでは、そうした子どもがアプリを利用するきっかけとなるよう、ゲームに見られるような仕組みを取り入れています。
例えば、
- 連続読書記録
- スタンプ
- バッジ
- レベルアップ
- キャラクターとのやり取り
などです。
こうした仕組みは、読書を「やらなければならないもの」として提示するだけではなく、アプリを開いたり次の活動へ進んだりするきっかけとして利用できます。
ただし、ゲームのような仕組みがあるからといって、すべての子どもが同じように興味を持つわけではありません。
キャラクターが好きな子どももいれば、本そのものへの興味のほうが強い子どももいます。
そのため、実際の反応については無料体験などを通じて確認することが大切です。
読んだ本の感想も記録できる
本は「読み終わったら終わり」にする必要はありません。
読んだ後に、
「どこがおもしろかった?」
「好きな登場人物は?」
「次も同じシリーズを読みたい?」
など、本について振り返ることで、次に読みたい本を考える材料にもなります。
ヨンデミーでは、読んだ本について感想を記録する機能があります。
ASP情報では、ひとこと感想を提出できるほか、「本の友」でほかの受講生の感想を見ることができると案内されています。
自分以外の子どもが同じ本についてどう感じたのかを見ることも、本との関わり方の一つです。
学校や家庭だけでは読書について話す相手が少ない場合でも、サービス内でほかの読者の存在を感じられる仕組みになっています。
読書記録が残ることも継続を考えるうえでのポイント
読書を続けていても、子ども自身は「これまでどれくらい本を読んだのか」を意識していないことがあります。
記録が残ることで、
「今月はこんな本を読んだ」
「このシリーズをたくさん読んだ」
「前より文章の多い本を選ぶようになった」
など、これまでの読書を振り返りやすくなります。
ただし、読書記録を利用する際には「何冊読んだか」だけを目標にしすぎないことも大切です。
短い本を10冊読むことと、長い物語を1冊じっくり読むことは単純には比較できません。
冊数だけではなく、どのような本に興味を持ったのか、以前より選ぶジャンルが広がったのかなども確認すると、読書記録を活用しやすくなります。
ヨンデミーの料金
ヨンデミーは月額定額制のサービスです。
公式サイトに掲載されている受講生事例では、月額2,980円という料金への言及があります。
ただし、料金プランや申込条件は変更される可能性があります。
また、キャンペーンなどによって条件が異なる可能性もあるため、実際に申し込む際には公式サイトの申込画面で最新料金を確認してください。
料金を比較するときに注意したいのは、ヨンデミーは電子書籍読み放題サービスとは料金に含まれる内容が異なることです。
ヨンデミーでは、主に、
- 子どもの好みや読む力を考慮した選書
- ミニレッスン
- 読書記録
- 習慣化を支えるアプリ機能
などに対して利用料金が発生すると考えるとわかりやすいでしょう。
おすすめされた本を購入する場合は、別途書籍代も必要です。
一方、図書館を活用すれば、書籍購入費を抑えながら利用する方法もあります。
そのため、単純な月額料金だけではなく、家庭で本をどのように用意する予定なのかまで含めて考えることが大切です。
※料金・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
30日間の無料体験が用意されている
2026年8月時点では、ヨンデミー公式サイトで30日間の無料体験が案内されています。
無料体験までの流れとして、公式サイトでは、
1.オリジナルの紙芝居を見る
2.本の好みや読書レベルについて回答する
3.子どもに合った本が提案される
4.無料体験を開始する
という流れが案内されています。
また、公式サイトによると、無料体験が終了するまでクレジットカードを登録する必要はありません。
無料体験終了後に自動課金される仕組みでもないと案内されています。
そのため、「一度試したら自動的に有料契約になるのではないか」と心配している場合にも確認しておきたいポイントです。
※無料体験期間や条件は変更される可能性があります。申し込み時に公式サイトで最新条件をご確認ください。
無料体験では「何冊読んだか」だけを見ない
30日間の無料体験を利用する場合、「期間中に何冊読めたか」を確認したくなるかもしれません。
しかし、読書習慣づくりを目的とするのであれば、それだけで判断する必要はありません。
例えば、
子どもが自分からアプリを開くか
ミニレッスンを負担なく続けられるか
提案された本の表紙や内容に興味を示すか
図書館へ行ったときに自分から本を探すようになるか
保護者が本を用意する負担は大きすぎないか
家庭の生活リズムに組み込めそうか
といった点も確認するとよいでしょう。
特に小学校低学年の場合、最初から一人ですべて利用できるとは限りません。
保護者が本を借りたり、アプリを使う時間を作ったりする必要がある場合もあります。
子どもだけでなく、家庭全体として継続できそうかを確認する期間として無料体験を活用すると判断しやすくなります。
ヨンデミーはどんな家庭で検討しやすい?
サービス内容を踏まえると、ヨンデミーは次のようなニーズがある家庭で比較しやすいサービスです。
子どもに合う本を選ぶことに難しさを感じている家庭
図書館へ行っても何を借りればよいかわからない場合や、保護者が選んだ本にはあまり興味を示さない場合には、子どもの好みや読む力を考慮した本の提案が判断材料になります。
読み聞かせから一人読みへの移行をサポートしたい家庭
読み聞かせなら楽しめるものの、一人では本を読みたがらない場合には、自力で読みやすい本との出会いが重要になります。
家庭で読書の時間を作りたい場合
ミニレッスンや読書記録などを活用しながら、「毎日少し本と関わる」という流れを作りたい場合に検討できます。
ゲームのような仕組みを入口として利用したい場合
バッジやレベルアップなどの仕組みに興味を持つ子どもであれば、アプリを開くきっかけとして利用できる場合があります。
図書館を活用しながら読書を続けたい家庭
おすすめされた本を図書館で探すという使い方もできるため、紙の本と図書館を活用したい場合にも検討できます。
申し込む前に確認しておきたい注意点
ヨンデミーには特徴的な機能がありますが、どの家庭にも同じように適しているとは限りません。
まず確認したいのが、本そのものが読み放題になるサービスではないことです。
おすすめされた本を別途用意する必要があります。
図書館が近くにない場合や、本を借りに行く時間を確保しにくい場合は、本を用意する方法を事前に考えておく必要があります。
また、アプリのゲーム的な仕組みへの反応にも個人差があります。
無料体験では、保護者がサービス内容を確認するだけではなく、実際に利用する子どもの反応を見ることが重要です。
さらに、「ヨンデミーを利用すれば必ず本好きになる」「読書量が必ず増える」「学力が必ず向上する」といった結果を前提に利用するものではありません。
公式サイトにはさまざまな受講生事例が掲載されていますが、それらは個別の利用例です。
子どもの興味、読書経験、利用頻度、家庭環境などによって結果は異なります。
サービスを検討する際には体験談だけで判断せず、実際の機能や料金、家庭での利用方法、子どもとの相性を確認しましょう。
ヨンデミーの特徴をまとめると
ヨンデミーは、電子書籍を大量に提供するサービスというより、子どもに合った本との出会いと、家庭で読書を続けるための仕組みを提供するオンライン習い事です。
特に特徴となるのは、好みや読書レベルを考慮した選書です。
2026年には表紙を見て「よみたい」「いまはよまない」を選ぶ表紙診断も導入され、子どもの直感的な興味を本選びに反映する仕組みが取り入れられています。
さらに、1日3分程度のミニレッスン、読書記録、バッジやレベルアップなどを組み合わせ、日常生活の中で本と関わることをサポートしています。
そのため、
「子どもにどの本を選べばよいかわからない」
「読み聞かせから一人読みへ移るきっかけが欲しい」
「本を買ってもなかなか読まない」
「図書館をもっと活用したい」
「読書を家庭の習慣として取り入れたい」
といった場合には、比較候補の一つとして特徴を確認してみるとよいでしょう。
30日間の無料体験が案内されているため、まずは実際に利用し、子どもが提案された本やミニレッスンにどのような反応をするのか確認してから継続を検討する方法があります。
※料金、無料体験、機能、キャンペーン等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
U-NEXT Kids

出典:U-NEXT Kids公式サイト
U-NEXT Kidsとは?
U-NEXT Kidsは、動画配信サービスのU-NEXTで提供されている子ども向けコンテンツを利用しやすくしたサービスです。
「観る、読む、学ぶ。」をテーマとしており、子ども向けの動画だけでなく、電子書籍やオリジナルコンテンツなども用意されています。
今回、子ども向け読書サービスとして特に注目したいのが「キッズ読み放題」です。
U-NEXTの月額プランを利用している場合、キッズ読み放題の対象となっている電子書籍を追加料金なしで読むことができます。
ヨンデミーが「子どもに合った本との出会い」や「読書を続けるためのサポート」に重点を置いているのに対し、U-NEXT Kidsは、電子書籍を含めた幅広い子ども向けコンテンツへアクセスできることが特徴です。
そのため、
「子どもに合った本を選んでもらいたい」
という目的だけでなく、
「家庭にたくさんの児童書を読める環境を用意したい」
という場合に比較しやすいサービスです。
0歳〜12歳向けの電子書籍を4,500冊以上配信
U-NEXT Kidsのキッズ読み放題では、2026年8月26日時点で、0歳〜12歳を対象とした4,500冊以上の電子書籍が読み放題として案内されています。
取り扱われているジャンルも一つではありません。
公式サイトでは、
- 絵本・知育
- 図鑑・事典
- 英語
- 学習マンガ
- 読みもの
- スポーツ
- 名作・伝記
- 学習・実用
などのジャンルが案内されています。
さらに、年齢・学年についても「0〜2歳」「3〜6歳」「1〜2年生」「3〜4年生」「5〜6年生〜」といった区分から作品を探せます。
そのため、物語を読むことだけに限定せず、子どもの興味を入口として電子書籍を探すことができます。
例えば、物語にはあまり関心を示さなくても、恐竜や昆虫が好きなら図鑑から探す方法があります。
歴史に興味を持っている場合には学習マンガ、スポーツが好きならスポーツ関連の本というように、興味に合わせて本を選ぶこともできます。
「物語を読むことだけが読書」と考えず、まず子どもの好きなテーマから本との接点を作りたい家庭にとっては、幅広いジャンルが用意されていることが比較ポイントになります。
絵本だけでなく図鑑や学習マンガも選べる
小学校低学年の読書を考えるとき、児童文学や物語を中心に本を探すことがあります。
しかし、すべての子どもが物語を好むとは限りません。
「恐竜についてなら何時間でも調べる」
「電車の名前を覚えるのが好き」
「歴史上の人物に興味がある」
「マンガなら読む」
といった子どももいるでしょう。
そのような場合、興味のあるテーマを入口として本に触れる方法も考えられます。
U-NEXT Kidsでは、絵本だけではなく、図鑑、学習マンガ、読みもの、伝記などを読み放題対象として提供しています。
そのため、「まずは文章量の多い児童文学を読ませたい」と考えるのではなく、子どもが現在興味を持っているジャンルから本を探す使い方もできます。
ヨンデミーが好みや読書レベルを踏まえて本を提案するタイプなのに対して、U-NEXT Kidsでは、豊富なラインナップの中から家庭や子ども自身が本を選ぶという違いがあります。
子どもが自分で本を探しやすい場合に活用しやすい
電子書籍がたくさん用意されていることはメリットですが、「冊数が多いほど読書習慣を作りやすい」とは限りません。
ここはヨンデミーと比較するときに重要なポイントです。
すでに本を読むことが好きで、
「次は恐竜の本が読みたい」
「このシリーズの続きを読みたい」
「歴史マンガを探したい」
というように、自分で読みたいものを決められる子どもであれば、多くの本から選べる環境を活用しやすいでしょう。
一方、本をあまり読まない子どもに4,500冊以上の選択肢を提示しても、何を選べばよいかわからない場合があります。
そのような場合は、保護者が一緒に本を探したり、いくつか候補を絞って提示したりする必要があるかもしれません。
したがって、冊数だけではなく、
「子どもが自分で本を選べるか」
という視点でも検討することが大切です。
パソコン・スマートフォン・タブレットで読める
U-NEXTのキッズ読み放題は、パソコン、スマートフォン、タブレットで利用できます。
紙の本との大きな違いは、対応する端末とインターネット環境があれば、対象の電子書籍へアクセスしやすいことです。
紙の本の場合、読みたい本が決まったら図書館で借りたり書店で購入したりする必要があります。
一方、読み放題対象の電子書籍であれば、サービス内から選んで読み始めることができます。
例えば、
「寝る前に別の本を読みたくなった」
「外出先で本を読みたい」
「図書館へ行く時間が取れない」
といった場面でも利用しやすいでしょう。
また、複数の本を持ち歩く必要がないため、旅行や帰省などでも端末一つで複数作品を利用できます。
一方で、読書にもデジタル端末を使用することになるため、家庭によっては利用時間についてルールを決めておくことも検討したいポイントです。
Kidsモードで子ども向けの利用環境を作れる
U-NEXT Kidsには「Kidsモード」が用意されています。
ファミリーアカウントの一つをキッズ用として設定することで、子ども向け作品を中心とした専用環境を作ることができます。
子どもが自分で端末を操作する場合、大人向けコンテンツまで自由にアクセスできる状態にしておくことを心配する家庭もあるでしょう。
Kidsモードでは、子ども向け作品を表示する利用環境が用意されています。
また、有料作品を表示するかどうかを設定する機能もあります。
有料作品を非表示にしておけば、子どもが操作している間に意図せず有料コンテンツを選択するリスクを抑えやすくなります。
家族で同じU-NEXTを利用しながら、子どもには子ども向けの利用環境を用意したい場合に確認しておきたい機能です。
利用時間を家庭で設定できる
デジタルサービスを子どもに利用させる場合、気になることの一つが利用時間です。
U-NEXTのKidsモードでは、利用時間を設定できます。
公式サイトでは、
「何時まで」
「あと何分」
という2種類の方法で利用時間を設定できると案内されています。
例えば、
「20時まで利用できるようにする」
「今日はあと30分だけ利用する」
といった家庭ごとのルールに合わせた使い方ができます。
U-NEXT Kidsでは動画も利用できるため、電子書籍だけを読むつもりでも、子どもが動画に興味を持つことも考えられます。
そのため、読書目的で利用する場合でも、
「本を読む時間」
「動画を見る時間」
「端末全体を利用する時間」
を家庭でどのように考えるか決めておくと利用しやすくなります。
U-NEXT Kidsの料金
U-NEXTの月額プランには、キッズ読み放題が含まれています。
2026年8月時点で、WEBサイトから申し込むU-NEXT月額プランの料金は月額2,189円(税込)です。
月額プランにはキッズ読み放題だけでなく、
- 見放題対象の動画
- 雑誌読み放題
- オリジナル書籍
- キッズ読み放題
- 毎月1,200ポイント
などが含まれています。
そのため、月額2,189円を「子どもの電子書籍だけに支払う料金」と考えるのではなく、U-NEXT全体を利用するための料金として考える必要があります。
すでに保護者が映画やドラマなどを見るためにU-NEXTを契約している場合は、キッズ読み放題を追加料金なしで利用できます。
一方、子どもの読書だけを目的として新たに契約する場合は、電子書籍以外のサービスも家庭で利用するかを考えて料金を比較するとよいでしょう。
なお、申込方法によって料金が異なる場合があります。
公式ヘルプでは、WEBサイトからの月額プランが2,189円(税込)、アプリ上から申し込む場合は2,400円(税込)と案内されています。
契約する際は、利用する申込方法と最新料金を公式サイトで確認してください。
※料金・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
キッズ読み放題は月額プラン利用中なら追加料金なし
U-NEXTの月額プランを利用している場合、キッズ読み放題のためだけに別の月額料金を支払う必要はありません。
月額プランのサービス内容にキッズ読み放題が含まれています。
この点は、すでにU-NEXTを利用している家庭にとって確認しておきたいポイントです。
例えば、保護者が映画やドラマを見るためにU-NEXTを契約しているにもかかわらず、子どもの読書用に別の電子書籍サービスを探している場合があります。
その場合は、新しいサービスを契約する前に、現在利用しているU-NEXTのキッズ読み放題に子どもが興味を持ちそうな作品があるか確認する方法があります。
ただし、すべての電子書籍が読み放題になるわけではありません。
U-NEXTには読み放題作品のほか、別途購入が必要な電子書籍もあります。
子どもに端末を利用させる場合は、読み放題対象かどうかを確認することに加えて、Kidsモードで有料作品を非表示にする設定も検討するとよいでしょう。
31日間無料トライアルについては条件を確認
U-NEXTでは、初めて月額サービスを利用する方向けに31日間無料トライアルが案内されています。
ただし、ここで注意したい点があります。
U-NEXT公式ヘルプの無料トライアル案内では、書籍の読み放題について「雑誌、オリジナル書籍のみ」と記載されています。
そのため、キッズ読み放題を無料トライアル期間中に利用できると一律に判断しないことが重要です。
ヨンデミーでは30日間の無料体験としてサービスそのものを試せる案内がありますが、U-NEXTの場合は無料トライアルの対象範囲が異なります。
また、U-NEXTの31日間無料トライアルは、期間終了後に自動継続となり、月額利用料が発生すると公式ヘルプで案内されています。
無料期間だけ利用したい場合は、終了日や解約条件を確認しておきましょう。
※無料トライアルの対象者、対象サービス、期間などは変更される場合があります。申込前に公式サイトで最新条件をご確認ください。
読書だけでなく動画も一緒に利用できる
U-NEXT Kidsとヨンデミーの違いを考えるうえで、動画の存在も重要です。
U-NEXT Kidsでは、電子書籍だけでなく子ども向け動画も提供されています。
家庭によっては、
「読書も動画も一つのサービスで利用したい」
というニーズがあるでしょう。
例えば、子どもが好きな作品を動画で見た後に関連する本を探したり、興味を持ったテーマについて図鑑を読んだりする使い方も考えられます。
一方、
「動画を見る時間を減らして本を読む時間を作りたい」
という目的で読書サービスを探している場合には、動画も利用できることが家庭の目的と合っているかを考える必要があります。
動画があること自体をメリット・デメリットと決めるのではなく、家庭でどのように利用するかが重要です。
Kidsモードの時間設定なども活用しながら、家庭のルールに合わせて利用するとよいでしょう。
U-NEXT Kidsとヨンデミーは「本への入口」が異なる
ヨンデミーとU-NEXT Kidsは、どちらも子どもと本をつなぐサービスとして比較できますが、その方法には大きな違いがあります。
ヨンデミーでは、子どもの好みや読書レベルを踏まえて本を提案します。
そのため、
「どの本を読めばよいかわからない」
という段階からサポートを受けたい場合に特徴を活かしやすいサービスです。
一方、U-NEXT Kidsでは、4,500冊以上の対象電子書籍から利用者側で本を探します。
そのため、
「読みたい本やジャンルがある程度決まっている」
「いろいろな本を自由に探したい」
という場合に活用しやすいでしょう。
この違いを理解すると、単純な掲載冊数だけではなく、子どもの現在の読書状況を基準に比較できます。
U-NEXT Kidsはどんな家庭で検討しやすい?
サービス内容を踏まえると、U-NEXT Kidsは次のようなニーズがある家庭で比較しやすいサービスです。
電子書籍をたくさん読める環境を作りたい家庭
キッズ読み放題では4,500冊以上が案内されているため、複数のジャンルから本を探せます。
子どもが自分で読みたい本を探せる家庭
自分からジャンルや作品を選べる子どもであれば、ラインナップの多さを活用しやすいでしょう。
図鑑や学習マンガも利用したい家庭
物語だけではなく、図鑑、学習マンガ、伝記などから本への入口を作ることができます。
すでにU-NEXTを契約している家庭
月額プランを利用中であれば、キッズ読み放題を追加料金なしで利用できます。
家族で動画と電子書籍を利用したい家庭
保護者は映画やドラマ、子どもはキッズ動画や電子書籍というように、一つのサービスを家族で利用する方法があります。
子どもの利用時間を設定したい家庭
Kidsモードでは利用時間を設定できるため、家庭のルールに合わせた端末利用を考えることができます。
利用前に確認しておきたい注意点
U-NEXT Kidsを読書目的で利用する場合は、いくつか確認しておきたい点があります。
まず、本選びを個別にサポートする読書教育サービスではないという点です。
4,500冊以上の電子書籍があることは大きな特徴ですが、子どもの好みや読書レベルを診断して、一人ひとりに読む本を提案することを中心としたサービスではありません。
子どもが本を選ぶことに慣れていない場合は、保護者が一緒に探す必要がある場合があります。
次に、すべての電子書籍が読み放題ではありません。
U-NEXTには購入が必要な電子書籍もあります。
子どもに自由に操作させる場合は、Kidsモードの有料作品を非表示にする設定などを確認しておくとよいでしょう。
また、動画も豊富に用意されています。
「読書を目的として契約したのに動画を見る時間が増えた」という状況を避けたい場合は、利用時間や家庭でのルールを決めておく方法があります。
さらに、無料トライアルについても注意が必要です。
31日間無料トライアルは案内されていますが、公式ヘルプでは無料期間中の書籍読み放題対象について条件が示されています。
キッズ読み放題を目的に申し込む場合は、申込画面で現在の対象範囲を確認してください。
U-NEXT Kidsの特徴をまとめると
U-NEXT Kidsは、動画・電子書籍など、子ども向けの幅広いデジタルコンテンツを利用できるサービスです。
読書の観点では、0歳〜12歳を対象とした4,500冊以上の電子書籍がキッズ読み放題として案内されています。
絵本だけでなく、
- 図鑑・事典
- 英語
- 学習マンガ
- 読みもの
- スポーツ
- 名作・伝記
- 学習・実用
など、幅広いジャンルから本を探せることが特徴です。
ヨンデミーのように、一人ひとりの好みや読書レベルをもとに本を提案し、毎日のミニレッスンを通じて読書習慣づくりをサポートするサービスとは目的が異なります。
そのため、
「電子書籍をたくさん読める環境が欲しい」
「子どもが自分で好きな本を探せる」
「図鑑や学習マンガにも触れてほしい」
「すでにU-NEXTを利用している」
「動画と電子書籍を家族でまとめて利用したい」
といった場合に、特徴を確認しておきたいサービスです。
一方、
「子どもにどの本を選べばよいかわからない」
「現在の読む力に合う本を提案してほしい」
「読書を毎日の習慣にするためのレッスンが欲しい」
という場合には、ヨンデミーとの違いを確認して比較するとよいでしょう。
どちらが一律に適しているというものではなく、現在の子どもの読書状況と家庭が求めるサポートによって選択肢が変わります。
※料金、対象冊数、対象作品、無料トライアル、サービス内容等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
Yomokka!(よもっか!)

出典:Yomokka!公式サイト
Yomokka!(よもっか!)は、株式会社ポプラ社が提供する、小・中学校向けの読み放題型電子図書館です。
ポプラ社が展開する本と学びのプラットフォーム「MottoSokka!(もっとそっか!)」のサービスの一つで、学校での読書や授業、調べ学習などに利用できる環境として提供されています。
「いつでも、どこでも、好きなだけ!」をコンセプトとしており、学校で導入されている場合は、1人1台端末などを利用して電子書籍を読むことができます。
ここで、ヨンデミーやU-NEXT Kidsとの大きな違いを最初に確認しておきましょう。
ヨンデミーは、家庭が申し込み、子どもの好みや読書レベルに応じた選書や読書習慣づくりのサポートを受けるサービスです。
U-NEXT Kidsも、家庭でU-NEXTの月額プランを契約して利用できます。
一方、Yomokka!は一般家庭が個人で申し込むサービスではありません。
公式サイトでは、個人からの申し込みを受け付けていないことが明記されています。学校や教育委員会などで導入されている場合に利用するサービスです。
そのため、3サービスを比較するときは月額料金だけで並べるのではなく、
「家庭で契約する読書サポート」
と
「学校を通じて利用する電子図書館」
という違いを理解することが重要です。
2026年8月時点で48社・約6,100冊を掲載
Yomokka!の特徴の一つが、複数の出版社から提供されている電子書籍を一つのサービスで利用できることです。
2026年8月1日時点の公式サイトでは、48社・約6,100冊の作品が掲載されています。
参加出版社には、ポプラ社だけでなく、
- KADOKAWA
- 講談社
- 集英社
- 小学館
- Gakken
- 岩波書店
- 偕成社
- 金の星社
- PHP
- 徳間書店
など、さまざまな出版社が含まれています。
そのため、特定の出版社の作品だけに限定されず、複数のジャンルや作品から本を探せる環境となっています。
また、掲載冊数は固定ではなく、公式サイトでは作品を随時追加していくことが案内されています。
Yomokka!の公式サイトでも、2026年に入ってから掲載書籍リストが継続的に更新されています。
冊数については今後変動する可能性があるため、最新の掲載状況は公式サイトで確認してください。
小学校低学年から高校生までを意識した幅広いラインナップ
Yomokka!という名称から、小学生向けの絵本や児童書だけを扱っているサービスを想像するかもしれません。
しかし、掲載されている作品の対象は比較的幅広くなっています。
公式サイトでは、小学校低学年から高校生までの読書ニーズに対応すると案内されており、絵本・幼年童話からYA(ヤングアダルト)、一般文芸まで掲載されています。
さらに、
- エンターテインメント作品
- 名作
- ノンフィクション
- 写真絵本
- 教科書に関連する作品
- 授業や調べ学習で活用できる本
なども含まれています。
そのため、低学年の子どもが読みやすい本を探すだけでなく、学年が上がった後も興味や読む力に応じて本を探せる環境になっています。
例えば、小学校1〜2年生であれば、絵本や幼年童話などから利用を始め、読書経験が増えるにつれて文章量の多い読みものへ移るといった使い方も考えられます。
ただし、ヨンデミーのように一人ひとりの読書レベルを診断し、その結果から本を個別に提案することを中心としたサービスではありません。
豊富なラインナップの中から、子ども自身や先生などが本を探して利用する点に違いがあります。
同じ本を複数の子どもが同時に読める
紙の学校図書館では、人気の本に貸出希望が集中すると、「読みたいけれど貸出中」ということがあります。
Yomokka!では、同じ本を複数人が同時に読むことができます。
これは、学校向け電子図書館ならではの特徴です。
例えば、クラス全員で同じテーマの本を読む場合や、授業で複数の子どもが同じ資料を確認する場合でも利用できます。
学校の朝読書でも、紙の本を一人ずつ用意する以外の選択肢になります。
また、「友達が読んでいる本を自分も読んでみたい」と思ったとき、紙の本では貸出が終わるまで待たなければならない場合がありますが、電子書籍で同時に利用できれば、その場で読むことができます。
もちろん、電子書籍ですべての紙の本を置き換える必要はありません。
学校図書館の紙の蔵書とYomokka!を組み合わせ、子どもが本を読む方法を増やすという使い方ができます。
朝読書だけでなく授業や調べ学習にも利用できる
Yomokka!は、自由読書だけを目的としたサービスではありません。
公式サイトでは、
- 朝の読書
- 並行読書
- 授業
- 調べ学習
などで利用できることが案内されています。
例えば国語の授業で、同じ作者の複数作品を読み比べる場合があります。
紙の図書だけではクラス全員に必要な冊数を用意しにくい場合でも、電子書籍を利用することで、複数の作品へアクセスしやすくなります。
また、社会や理科などでテーマについて調べる場合にも、関連するノンフィクションや資料を探す方法があります。
そのためYomokka!は、
「読書を楽しむためのサービス」
だけでなく、
「学校で学習に本を取り入れるための読書環境」
として利用できることが特徴です。
学校で導入されていれば家庭でも読める
学校向けサービスというと、「学校にいる間しか利用できないのでは」と思うかもしれません。
Yomokka!は、学校で導入されている場合、家庭に持ち帰って読書を楽しむこともできると公式サイトで案内されています。
つまり、学校で使っている端末などから自宅でもサービスへアクセスできる環境であれば、
「学校で見つけた本を家で続きを読む」
「休日に気になる本を探す」
「長期休みに電子書籍を読む」
といった利用方法が考えられます。
これは、今回想定している「家庭で子どもの読書環境を整えたい保護者」にとっても確認しておきたいポイントです。
Yomokka!自体を保護者が個人契約することはできませんが、通っている学校ですでに導入されているのであれば、新しい有料サービスを契約する前に、現在利用できる読書環境を確認するという考え方もあります。
端末から本を読めるため、紙の本とは違う入口を作れる
紙の本には、実際に本を手に取り、ページをめくりながら読む良さがあります。
一方、電子図書館には、端末から本を探してそのまま読み始められるという特徴があります。
特に学校で1人1台端末を日常的に利用している子どもであれば、普段使っているデジタル端末から本へアクセスすることができます。
「図書館の本棚ではどこを探せばよいかわからない」
「本棚の前に行っても、何を選べばよいか決められない」
という場合でも、電子サービスの画面から本を探すという別の方法が利用できます。
紙の本と電子書籍では本との出会い方が異なるため、どちらか一方が優れているということではありません。
Yomokka!のような電子図書館を、紙の学校図書館とは別の読書への入口として活用することができます。
子どもが本を探しやすいよう操作画面にも工夫
Yomokka!は、学校で子ども自身が利用することを前提としています。
公式サイトでは、子どもが直感的に操作できるようインターフェースを工夫していると案内されています。
また、単純に書籍一覧を表示するだけでなく、さまざまな本との出会いにつながる機能も用意されています。
子ども向けのサービスでは、掲載冊数が多くても、目的の本までたどり着けなければ十分に活用できないことがあります。
そのため、
「どんな本があるのか」
だけでなく、
「子どもが自分で探せるか」
という点も重要です。
ただし、子どもが一人で本を選べるかどうかには個人差があります。
低学年の場合は、先生や保護者が一緒に画面を見ながら本を探すことも考えられます。
朝日小学生新聞の一部コンテンツも読める
2026年8月時点のYomokka!では、書籍に加えて朝日小学生新聞の一部コンテンツも提供されています。
公式サイトでは、「特集記事」や「ニュースあれこれ」などが掲載されていると案内されています。
ふりがなが付いているため、小学校低学年でもニュースに触れるための選択肢になります。
児童書だけではなく、
「最近のニュースについて知りたい」
「世の中で起きていることに興味を持ち始めた」
といったときにも利用できます。
物語を読むことだけが読書ではありません。
ニュース、ノンフィクション、図鑑など、子どもが興味を持ったものから文字情報に触れることも、本を読む入口になります。
なお、掲載対象の記事には条件があり、すべての記事が提供されるわけではありません。
また、朝日小学生新聞のコンテンツだけを単独で契約することはできないと公式サイトに記載されています。
Yomokka!の料金は一般家庭向け月額料金では比較できない
ヨンデミーやU-NEXT Kidsを比較していると、「Yomokka!はいくらなのか」が気になるかもしれません。
しかし、Yomokka!は一般家庭が個人契約するサービスではないため、家庭向けの月額料金を並べて比較することはできません。
公式サイトでは学校や教育委員会などの導入検討者向けに見積もりや資料請求が用意されています。
また、公式の導入案内には、個人からの申し込みは受け付けていないことが明記されています。
したがって、保護者がYomokka!を利用したい場合は、
「料金を調べて個人で契約する」
のではなく、
「子どもが通っている学校ですでに導入されているか確認する」
ことが最初のステップになります。
学校で利用できる場合は、その利用方法や家庭からアクセスできる環境について学校の案内を確認しましょう。
2026年には学校向けのお試しキャンペーンも実施
2026年8月26日時点では、Yomokka!の導入を検討する学校などを対象とした「お試しキャンペーン2026」が案内されています。
公式サイトでは、条件を満たす学校等に対し、最大5か月間、全児童・生徒分と先生分で利用できる試用企画が実施されています。申込締切は2026年9月30日と案内されています。
ただし、これは一般家庭向けの無料体験ではありません。
申し込み時には学校・教育委員会などへの在籍確認も行われます。
そのため、
「Yomokka!を家庭で無料体験できる」
という意味ではない点に注意してください。
キャンペーンの期間・条件は変更または終了する場合があります。導入を検討する教育関係者は公式サイトで最新情報をご確認ください。
ヨンデミーの無料体験とは意味が異なる
ここは3サービスを比較する際に特に注意したい部分です。
ヨンデミーの無料体験は、家庭がサービスを申し込み、実際に子どもとの相性を確認するために利用できます。
一方、Yomokka!の試用は学校や教育機関による導入検討を目的としたものです。
そのため、
ヨンデミー → 家庭が子どもとの相性を確認する体験
Yomokka! → 学校・教育機関が導入を検討するための試用
と分けて考える必要があります。
同じ「無料」「お試し」という言葉でも、利用できる人や目的が異なるため、比較表でも分けて記載すると誤解を防ぎやすくなります。
ヨンデミーとYomokka!は本の選び方も異なる
ヨンデミーとYomokka!は、どちらも子どもと新しい本との出会いを作るサービスですが、方法が異なります。
ヨンデミーでは、子どもの好みや読書レベルを踏まえて本を提案します。
「どれを読めばよいかわからない」という段階から、選書をサポートしてもらえることが特徴です。
一方、Yomokka!では多数の電子書籍が用意されており、その中から利用者が本を探します。
したがって、
「自分に合う本を選んで提案してもらう」
ヨンデミーと、
「豊富な電子書籍の中から本を探して読む」
Yomokka!という違いがあります。
例えば、読み聞かせから一人読みへ移る時期で、保護者もどの本を選べばよいかわからない場合には、個別の選書サポートが判断材料になります。
一方、すでに自分で興味のある本を探せる子どもで、学校にYomokka!が導入されている場合には、豊富な電子書籍を活用しやすいでしょう。
読書習慣へのアプローチも異なる
ヨンデミーでは、毎日のミニレッスン、読書記録、バッジなどを通じて、家庭で読書との関わりを続ける仕組みが用意されています。
Yomokka!はそれとは異なり、学校の朝読書、授業、調べ学習、自宅での読書など、本を読める環境そのものを広げることが中心です。
つまり、
ヨンデミーは「習慣づくりをサービス側からサポートする」という特徴があり、
Yomokka!は「学校生活の中で本へアクセスしやすい環境を用意する」という特徴があります。
目的が違うため、どちらが優れているかという比較ではなく、現在必要としているものを考えて選ぶことが重要です。
U-NEXT Kidsとの違いは「誰が契約するか」
Yomokka!とU-NEXT Kidsは、どちらも端末上で複数の電子書籍を読めるという共通点があります。
しかし、契約形態が大きく異なります。
U-NEXT Kidsは家庭がU-NEXTを契約して利用できます。
一方、Yomokka!は学校などが導入するサービスであり、一般家庭からの申し込みはできません。
そのため、
家庭で電子書籍環境を新しく用意したい場合
にはU-NEXT Kidsなど家庭向けサービスを検討し、
学校ですでにYomokka!を利用できる場合
には、まず学校の電子図書館を活用してみるという考え方もできます。
サービスを増やす前に、子どもが現在利用できる学校・地域の読書環境を確認してみるとよいでしょう。
Yomokka!はどのような場合に活用しやすい?
Yomokka!は家庭から契約できるサービスではありませんが、子どもの学校で導入されている場合には、次のような利用方法が考えられます。
紙の学校図書館に加えて本の選択肢を増やしたい場合
電子書籍という別の方法から、さまざまな作品へアクセスできます。
人気作品を読みたい場合
同じ電子書籍を複数人が同時に利用できるため、紙の本の貸出状況とは異なる方法で読むことができます。
自宅でも学校の読書環境を活用したい場合
導入環境に応じて、家庭から読書に利用することができます。
物語以外にも興味がある場合
ノンフィクションや写真絵本、学習に関連する本なども含まれているため、興味を入口に本を探すことができます。
朝読書や授業で電子書籍を利用する場合
学校での読書活動や授業と組み合わせて利用できます。
利用前に保護者が確認しておきたいポイント
Yomokka!について保護者が最初に確認したいのは、子どもの学校で導入されているかどうかです。
個人契約はできないため、公式サイトから家庭が直接申し込むことはできません。
学校で導入されている場合は、
- どの端末から利用できるか
- 家庭からアクセスできるか
- ログイン方法
- 利用可能な時間やルール
- 学校でどのように活用しているか
などを学校からの案内で確認するとよいでしょう。
また、約6,100冊が掲載されているからといって、子どもが必ず自分に合った本を見つけられるとは限りません。
低学年など、まだ自分で本を選ぶことに慣れていない場合には、
「動物の本を探してみようか」
「学校で読んだ本と同じ作者を見てみよう」
など、保護者が一緒に探すことも本との出会いにつながります。
Yomokka!だけで読書習慣づくりが完結するとは限らない
電子図書館が利用できるようになると、本へのアクセスは増えます。
しかし、「読める本が増えること」と「毎日自分から本を読むようになること」は同じではありません。
本がたくさんあっても、
「どれを選べばよいかわからない」
「読む時間が決まっていない」
「別の遊びを優先する」
といったことは考えられます。
そのため、Yomokka!を利用できる場合でも、家庭で読書習慣を作りたいのであれば、
「寝る前に本を読む」
「週末に一緒に本を探す」
「読んだ本について話す」
といった家庭での関わりを組み合わせる方法があります。
また、本選びや習慣化をより具体的にサポートしてほしい場合は、ヨンデミーのような家庭向けサービスとの役割の違いを確認して検討するとよいでしょう。
紙の本と電子図書館はどちらか一方に決めなくてもよい
Yomokka!を利用するときも、紙の本を利用しなくなるわけではありません。
学校図書館や地域の図書館には、電子版では提供されていない本もあります。
紙の本を棚から偶然見つけたり、表紙を見ながら選んだりする経験も、本との出会い方の一つです。
一方、電子図書館には、
- 端末からアクセスできる
- 複数の本を持ち運ぶ必要がない
- 同じ本を複数人で同時に利用できる
といった紙とは異なる特徴があります。
そのため、
学校では紙の図書館も利用する
自宅ではYomokka!から本を読む
地域の図書館でも気になる本を借りる
といったように、複数の読書環境を組み合わせる方法もあります。
子どもが利用しやすい方法を一つに限定せず、本と出会う入口を増やすという視点で考えるとよいでしょう。
Yomokka!の特徴をまとめると
Yomokka!は、ポプラ社が提供する小・中学校向けの読み放題型電子図書館です。
2026年8月1日時点では、48社・約6,100冊の電子書籍が掲載されています。
絵本や幼年童話だけでなく、YA、一般文芸、ノンフィクション、写真絵本、授業や調べ学習に利用できる作品など、幅広いコンテンツが用意されています。
また、
- 同じ本を複数人で同時に読める
- 朝読書に利用できる
- 授業や調べ学習に活用できる
- 学校での導入環境に応じて家庭でも読書できる
- 朝日小学生新聞の一部コンテンツも利用できる
といった特徴があります。
一方で、ヨンデミーやU-NEXT Kidsとは異なり、一般家庭が直接契約するサービスではありません。
そのため、子どもの読書環境を考えている家庭では、まず学校でYomokka!が導入されているか確認するとよいでしょう。
学校ですでに利用できるのであれば、家庭向けの有料サービスを追加する前に、どのような本が読めるのか、子どもが実際に利用しているかを確認する方法があります。
そのうえで、
本選びや読書習慣づくりまでサポートしてほしい場合はヨンデミー
家庭で多数の電子書籍を利用したい場合はU-NEXT Kids
学校を通じて電子図書館を利用できる場合はYomokka!
というように、目的ごとの違いを整理すると比較しやすくなります。
※掲載冊数、参加出版社、機能、導入条件、キャンペーン等は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
ヨンデミー・U-NEXT Kids・Yomokka!を比較
ここまで紹介した3サービスは、いずれも子どもと本との接点を作れるサービスですが、目的や利用方法は大きく異なります。
ヨンデミーは、子どもに合った本選びと読書習慣づくりをサポートする家庭向けのオンライン習い事です。
U-NEXT Kidsは、U-NEXTの月額プラン内で子ども向け電子書籍や動画などを利用できるサービスです。
Yomokka!は、学校や教育機関を通じて利用する読み放題型電子図書館です。
そのため、「どれが優れているか」ではなく、家庭が求めている読書環境やサポート内容に合っているかを比較することが大切です。
| 比較項目 | ヨンデミー | U-NEXT Kids | Yomokka!(よもっか!) |
|---|---|---|---|
| サービスタイプ | 子ども向け読書教育のオンライン習い事 | 子ども向け動画・電子書籍サービス | 学校向け読み放題型電子図書館 |
| 主な利用者 | 子ども・保護者 | 子ども・家庭 | 学校・児童生徒 |
| 主な対象 | 小学生を中心とした子ども | 0歳〜12歳を中心とした子ども | 小学校低学年〜高校生まで幅広く対応 |
| 主な目的 | 子どもに合う本との出会いと読書習慣づくり | 電子書籍や動画など幅広いコンテンツを利用する | 学校での読書・授業・調べ学習などに活用する |
| 本の提供方法 | おすすめされた本を図書館や書店などで用意 | 対象電子書籍を端末上で読む | 導入校で対象電子書籍を読む |
| 電子書籍読み放題 | なし | あり | あり |
| 掲載・対象冊数 | 読み放題冊数で比較するサービスではない | 約4,500冊 | 約6,100冊 |
| 本の選び方 | 好みや読書レベルなどを踏まえて本を提案 | 対象作品から利用者が探す | 電子図書館内から利用者が探す |
| 個別の選書サポート | あり | ヨンデミー型の個別選書ではない | ヨンデミー型の個別選書ではない |
| 読書レベルへの対応 | 読書レベルを考慮した本の提案あり | 年齢・学年やジャンルなどから探せる | 幅広い学年向けの作品を掲載 |
| ミニレッスン | あり | 読書習慣づくり専用レッスンはなし | ヨンデミー型の毎日の個別レッスンはなし |
| 読書記録 | あり | 読書教育に特化した記録機能ではない | 学校向け電子図書館として利用 |
| ゲーム要素 | バッジ、記録などの仕組みあり | Kidsモードなどを利用可能 | 本との出会いを支援する機能あり |
| 利用できる本の種類 | 提案された児童書などを別途用意 | 絵本、知育、図鑑、学習マンガ、読みものなど | 絵本、幼年童話、YA、一般文芸、ノンフィクションなど |
| 紙の本 | 主に紙の本も活用可能 | 電子書籍中心 | 電子書籍中心 |
| 図書館との併用 | しやすい | 必須ではない | 学校図書館との併用が可能 |
| 利用端末 | オンラインサービス対応端末 | パソコン、スマートフォン、タブレット | 学校の1人1台端末など |
| 家庭からの利用 | 可能 | 可能 | 導入校の利用環境に応じて可能 |
| 個人契約 | 可能 | 可能 | 不可 |
| 料金 | 最新料金は申込時に公式サイトで確認 | WEB申込の月額プラン2,189円(税込) | 学校・教育機関向け。家庭向け月額料金なし |
| 無料体験・試用 | 30日間無料体験の案内あり | U-NEXTの無料トライアルは対象条件を要確認 | 学校・教育機関向け試用企画が行われる場合あり |
| 自動課金 | ヨンデミー無料体験終了後の自動課金なし | U-NEXT無料トライアルは終了後自動継続となる場合あり | 個人契約ではない |
| 保護者の関わり | 本を用意する、利用を見守るなど必要になる場合あり | 本探しや端末利用ルールをサポートする場合あり | 家庭利用時に本探しをサポートする場合あり |
| 特徴を活かしやすい目的 | 本選びと読書習慣づくりをサポートしてほしい | 家庭で多数の電子書籍を利用したい | 学校で電子図書館を活用したい |
※2026年8月26日時点で確認した情報を含みます。料金、対象冊数、対象作品、無料体験、キャンペーン、機能等は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
U-NEXTのキッズ読み放題は、月額プラン利用中であれば約4,500冊を利用でき、WEBから申し込む月額プランは2,189円(税込)です。
Yomokka!は2026年8月時点で48社・約6,100冊を掲載しており、同じ本を複数人で同時に読めるほか、朝読書や授業、調べ学習、家庭での読書にも利用できると案内されています。
ヨンデミーでは30日間の無料体験が案内されており、無料体験終了までクレジットカード登録は不要で、自動課金もないと公式サイトに記載されています。
3サービスの違いをわかりやすく整理
比較表だけでは違いがわかりにくい部分もあるため、家庭の目的別に整理してみましょう。
本選びからサポートしてほしい場合はヨンデミーを比較
ヨンデミーの特徴は、単に本をたくさん用意するのではなく、子どもの好みや読書レベルを踏まえて本を提案することです。
「図書館へ行っても、どの本を借りればよいかわからない」
「保護者がすすめた本には興味を示さない」
「対象学年で選んでも難しそうにしている」
といった場合には、本そのものの数よりも選書サポートの有無が重要になることがあります。
さらに、ヨンデミーにはミニレッスンや読書記録、バッジなど、日常的に読書と関わるための仕組みがあります。
そのため、本選びと読書習慣づくりをまとめてサポートしてほしい家庭では比較しやすいサービスです。
ただし、ヨンデミーは電子書籍読み放題ではありません。
紹介された本を図書館で借りたり購入したりして用意する必要があります。
この点も含めて家庭の利用方法に合うか確認しましょう。
電子書籍をたくさん読める環境が欲しい場合はU-NEXT Kidsを比較
U-NEXT Kidsは、家庭で多数の電子書籍にアクセスしたい場合に比較しやすいサービスです。
キッズ読み放題では、絵本・知育だけでなく、図鑑、歴史・学習マンガなどを含む約4,500冊が案内されています。
すでに本が好きで、
「次に読みたいシリーズがある」
「恐竜や宇宙の本を探したい」
「学習マンガも読みたい」
など、子ども自身がある程度読みたいものを選べる場合は、豊富なラインナップを活用しやすいでしょう。
また、すでに家庭でU-NEXTの月額プランを契約している場合、キッズ読み放題は追加料金なしで利用できます。
一方で、ヨンデミーのように読書レベルや好みを踏まえて一人ひとりに本を提案することを中心としたサービスではありません。
本を選ぶこと自体に難しさを感じている場合は、保護者が一緒に作品を探すことも考えておきましょう。
学校で電子図書館を利用できる場合はYomokka!を活用
Yomokka!は、家庭から直接契約するサービスではなく、学校や教育機関を通じて利用する電子図書館です。
学校で導入されている場合には、約6,100冊の電子書籍を読書や授業などに利用できます。
同じ本を複数人で同時に読めるため、朝読書だけでなく、クラスで同じ作品を読む場合や調べ学習にも活用できます。
また、導入環境に応じて家庭でも利用できます。
そのため、家庭向けの有料サービスを新しく契約する前に、
「学校ですでに利用できる電子図書館はないか」
を確認することも一つの方法です。
学校でYomokka!を利用できる場合は、まずそのラインナップや利用状況を確認し、家庭で不足している部分を別サービスで補う方法も考えられます。
「何冊読めるか」だけで選ばないことが大切
3サービスを比較すると、U-NEXT Kidsは約4,500冊、Yomokka!は約6,100冊という数字が目に入ります。
しかし、ヨンデミーは読み放題サービスではないため、この冊数だけで3サービスを比較することは適切ではありません。
例えば、6,000冊以上の本が用意されていても、子どもが自分で本を選べなければ十分に活用できない場合があります。
反対に、読み放題ではなくても、自分の好みや読む力に合った本を提案してもらうことで、本を探しやすくなる場合があります。
そのため、
読める本の量を重視するのか
本選びのサポートを重視するのか
読書を続ける仕組みを重視するのか
を整理して比較することが重要です。
紙の本を読みたいか、電子書籍を読みたいかでも違う
読書サービスを選ぶときは、本をどのような形で読みたいかも確認しましょう。
ヨンデミーでは、紹介された本を図書館で借りたり、購入したりして紙の本を利用することができます。
一方、U-NEXT KidsとYomokka!は電子書籍を中心に利用します。
紙の本であれば、端末を使わずに読めるほか、地域の図書館を活用できます。
電子書籍であれば、対応端末から複数の本へアクセスしやすく、紙の本を何冊も持ち歩く必要がありません。
家庭によっては、どちらか一方を選ぶのではなく、
ヨンデミーで提案された本を紙で読む
U-NEXT Kidsで図鑑や学習マンガを電子書籍で読む
といった組み合わせも考えられます。
子どもの現在の読書状況から考える
サービスを選ぶ際には、「子ども向けだから」という理由だけで決めるのではなく、現在の読書状況を確認すると選びやすくなります。
本をほとんど自分で選ばない場合
本選びそのものをサポートするサービスを比較するとよいでしょう。
ヨンデミーでは、子どもの好みや読書レベルなどを踏まえて本を提案します。
自分で読みたい本を探せる場合
多数の電子書籍を利用できるサービスも活用しやすくなります。
U-NEXT Kidsでは約4,500冊のキッズ読み放題が案内されています。
学校で電子図書館を利用している場合
まずYomokka!など学校で利用できるサービスを確認してみましょう。
家庭でも利用できる場合は、すでに用意されている読書環境を活かせます。
読み聞かせから一人読みへ移っている途中の場合
年齢だけでなく、現在の読む力に合う本を選べるかを確認することが大切です。
特に小学校1〜2年生ごろでは、内容には興味があっても、自分で読むには文章量が多い本もあります。
ヨンデミーのように読書レベルを考慮して本を提案するサービスは、このような時期の選書を考える際の選択肢になります。
迷ったときは「家庭で何を補いたいか」を決める
3サービスは役割が異なるため、単純に1つだけを選ばなければならないわけではありません。
家庭で現在不足しているものを確認すると、選びやすくなります。
例えば、
本はたくさんあるが、何を読めばよいかわからない
という場合は、冊数を増やすより本選びのサポートを検討できます。
子どもが本好きで、もっといろいろな作品を読みたがっている
という場合は、電子書籍読み放題を検討できます。
学校で電子図書館が利用できる
という場合は、そのサービスを活用したうえで、家庭で必要なサポートだけを追加する方法があります。
つまり、サービス名から選ぶのではなく、
「本選び」
「読書習慣」
「読める本の量」
「紙と電子書籍」
「家庭契約か学校利用か」
という項目を一つずつ確認していくことがポイントです。
3サービスを目的別にまとめると
ヨンデミーは、子どもに合った本選びと、読書を続けるためのサポートを求める家庭で検討しやすいサービスです。
U-NEXT Kidsは、家庭で多数の電子書籍や子ども向けデジタルコンテンツを利用したい場合に比較しやすいサービスです。
Yomokka!は、学校で導入されている電子図書館を活用し、学校や家庭で幅広い本へアクセスしたい場合に利用できます。
どのサービスも目的が異なるため、順位を付けて選ぶのではなく、子どもの現在の読書状況や家庭の希望と照らし合わせることが重要です。
特に、「子どもに本を読んでほしいけれど、何を選べばよいかわからない」「読み聞かせから一人読みへ移る時期の本選びをサポートしてほしい」「毎日の読書につながる仕組みも利用したい」と考えている場合は、ヨンデミーの特徴を確認してみるとよいでしょう。
ヨンデミーでは、2026年8月26日時点で30日間の無料体験が案内されています。無料体験終了までクレジットカード登録は不要で、自動課金もないと公式サイトに記載されています。
まずは実際に利用し、子どもが提案される本やミニレッスンにどのような反応をするのか確認してから、継続を検討する方法があります。
※料金・無料体験・掲載冊数・対象作品・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。