ノムコムを含む不動産売却サービスを比較|査定先の選び方や特徴を解説


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※本記事のサービス内容・数値等は、2026年8月時点で各社公式サイトを確認した情報をもとに作成しています。サービス内容や適用条件は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

不動産の売却を検討し始めると、「まず査定だけ依頼してもよいのか」「どの不動産会社へ相談すればよいのか」「査定価格が高い会社を選べばよいのか」など、さまざまな疑問が生じます。

マンション・一戸建て・土地などの不動産は、同じエリアでも物件の状態や立地、周辺の取引状況などによって査定結果が変わります。また、不動産会社によって販売活動や売主向けサポートにも違いがあります。そのため、査定額だけではなく、査定方法・販売活動・サポート内容・担当エリアなどを確認することが大切です。

この記事では、最初にノムコムを取り上げ、あわせて三井のリハウス、東急リバブル、すみふの仲介ステップ(住友不動産ステップ)を同じ基準で比較します。

特定のサービスに順位を付けるのではなく、それぞれの特徴を整理します。不動産査定を依頼する会社を比較したい方は、売却方針を考える際の参考にしてください。

ノムコム

出典:ノムコム公式サイト

商品概要

ノムコムは、野村不動産ソリューションズが運営する不動産情報サイトです。不動産売却では「野村の仲介+(PLUS)」の営業担当者による査定・売却相談を受けられます。

公式サイトではマンション、一戸建て、土地などについて無料査定を申し込むことができます。査定には大きく分けて「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定(現地査定)」があります。

机上査定では周辺の売出事例・成約事例、公示地価などの価格データと、面積・間取り・築年数などの物件情報を参考に査定します。

訪問査定では担当者が現地を確認し、物件の状態なども含めて査定価格を算出します。売却を具体的に考えている場合は、机上査定と訪問査定の違いを理解したうえで選択するとよいでしょう。

特徴

ノムコムを利用した販売活動では、Web上で物件を紹介するための複数の仕組みが用意されています。

その一つが「VRホームステージング」です。360度カメラで撮影した室内写真にCG家具などを配置し、空室でも購入検討者が生活イメージをつかみやすいように見せる仕組みです。

また、「3Dウォークスルー動画」では、3Dスキャンカメラで撮影した物件をWeb上でさまざまな角度から確認できます。購入検討者が室内を歩いているような感覚で物件を確認できる販売支援コンテンツです。

物件によって利用できるサービスや条件が異なる可能性があるため、実際に利用したい場合は査定時に対象となるか確認しておきましょう。

なお、ユーザーから提供されたASP資料では2023年のサイト利用ユーザー数などが訴求されていましたが、現在の公式売却ページでは2025年年間サイト利用ユーザー数1,000万超と案内されています。本記事では現在確認できる公式情報を優先しています。

料金

不動産査定は無料と案内されています。

実際に仲介によって売買契約が成立した場合には仲介手数料などの費用が発生します。

ノムコムの公式Q&Aでは、仲介手数料について宅地建物取引業法上の上限があることが案内されています。例えば取引物件価格(税抜)が400万円を超える場合について、「取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税」という計算方法が掲載されています。

実際の売却では仲介手数料以外にも、契約内容や物件によって費用・税金が発生することがあります。具体的な金額は査定・売却相談時に確認してください。

おすすめポイント

ノムコムを検討する際に確認したいポイントは、査定だけでなく、売却活動に入った後のWeb上での物件の見せ方です。

公式サイトでは、VRホームステージングや3Dウォークスルー動画に加え、物件写真や周辺写真、売主自身が物件の特徴を伝える「オーナーレポート」、物件ページへのアクセス状況を確認する「アクセスレポート」などが紹介されています。

そのため、査定価格だけで比較するのではなく、「自分の物件をどのように購入検討者へ紹介するのか」まで担当者へ確認したい方にとって比較候補にしやすいサービスです。

キャンペーン・特典

キャンペーンは実施期間や適用条件が変更される可能性があります。

ASP情報では無料査定依頼キャンペーンが案内されていますが、本記事では特典内容を固定情報として掲載しません。申し込み時点で実施されているキャンペーンや適用条件については公式サイトをご確認ください。

利用シーン

ノムコムは、マンション・一戸建て・土地などの売却価格を確認したい場合や、野村の仲介+(PLUS)へ売却を相談したい場合に検討できます。

特に、Webを活用した販売方法にも注目して不動産会社を比較したい場合は、VRホームステージングや3Dウォークスルーなどが自身の物件で利用できるか確認してみるとよいでしょう。

なお、査定価格は売却価格を保証するものではありません。ノムコムでも、査定価格は売出価格を決める際の参考価格であり、売主の希望や売出状況などを考慮して売出価格を決めることが案内されています。

ノムコムのまとめ

ノムコムでは無料査定を申し込めるほか、野村の仲介+(PLUS)による売却相談や販売活動を検討できます。

VRホームステージング、3Dウォークスルー動画、オーナーレポートなど、Web上で物件情報を伝えるための仕組みが用意されている点も確認しておきたい特徴です。

査定価格だけで判断せず、担当者の説明、販売計画、利用できるサポート、費用などを確認したうえで検討しましょう。

三井のリハウス

出典:三井のリハウス公式サイト

商品概要

三井のリハウスは、三井不動産リアルティが展開する不動産仲介サービスです。

マンション・一戸建て・土地などの不動産について無料査定を受け付けています。公式サイトにはAI査定も用意されており、売却を具体的に進める前に価格の目安を確認する方法も選択できます。

特徴

売主向けサービスとして確認しておきたいのが「360°サポート」です。

公式サイトによると、住宅設備や建物の状態を独自基準でチェックする仕組みがあり、売主向けには「設備チェック&サポート」「建物チェック&サポート」などが用意されています。

設備チェック&サポートでは、売買契約前にエアコン・給湯器・ガスコンロなどの対象設備について動作確認や目視点検を実施します。対象物件・設備・期間・金額などには条件があります。

建物チェック&サポートについても対象となる不具合や上限額などが設定されているため、利用を検討する場合は適用条件の確認が必要です。

料金

売却査定は無料と案内されています。

仲介によって売買契約が成立した場合には、契約内容に応じた仲介手数料などが発生します。

また、三井のリハウスには無償のサポートだけでなく、「住まいクリーンアップサービス」など有償と案内されているサービスもあります。利用したいサポートがある場合は、無料・有料の区分と適用条件を事前に確認しましょう。

おすすめポイント

三井のリハウスは、査定価格だけでなく、売却前後の建物・設備に関するサポートを比較したい場合に確認しておきたいサービスです。

中古住宅では、引き渡し後の設備や建物の状態について気になることがあります。売主向けサポートの対象になる物件であれば、どの部分を事前に確認してもらえるのか、引き渡し後にどのような対応を受けられるのかを担当者へ確認できます。

ただし、すべての物件・設備に一律で適用されるものではありません。公式サイトでも適用条件が設けられているため、査定時に対象可否を確認することが重要です。

キャンペーン・特典

キャンペーンや成約者向け特典については、実施時期や対象条件によって内容が変わる場合があります。

最新のキャンペーン、特典および適用条件は公式サイトまたは担当店舗でご確認ください。

利用シーン

マンション・一戸建て・土地の査定を依頼したい場合のほか、建物や設備に関する売主向けサポートも含めて不動産会社を比較したい場合に検討できます。

売却後のトラブルへの備えを重視する場合は、対象物件の条件、サポート期間、対象設備・不具合、上限金額などを具体的に確認すると比較しやすくなります。

三井のリハウスのまとめ

三井のリハウスでは無料査定を申し込むことができ、売却に関連した各種サポートも用意されています。

特に「360°サポート」に含まれる設備・建物関連の仕組みは、売却後のサポートまで比較したい方が確認しておきたいポイントです。

査定を依頼するときは価格だけを見るのではなく、自分の物件が各サポートの対象になるかも確認しましょう。

東急リバブル

出典:東急リバブル公式サイト

商品概要

東急リバブルは、不動産の売買・賃貸仲介などを展開する不動産会社です。

売却については無料査定を受け付けており、公式サイトでは通常の査定に加えて「スピードAI査定」も案内されています。

公式の売却ガイドでは、机上査定・訪問査定・AI査定という3種類の査定方法が紹介されています。売却の検討段階に合わせて査定方法を確認できる点が特徴です。

特徴

売却サポートとして、「リバブルあんしん仲介保証」「水まわりブライトニング」「ルームデコレーション」「CGリフォームイメージ」「リバブル売却保証」「リバブル不動産買取」など複数のサービスが公式サイトで案内されています。

また、販売活動では自社ホームページ・会員サイト、紙媒体、不動産ポータルサービスなど複数のチャネルを活用すると案内されています。

利用できるサービスには対象物件・地域などの条件が設定されている場合があるため、査定時に確認することが必要です。

料金

売却を検討している所有不動産の価格査定は無料と案内されています。

仲介による売却が成立した場合には仲介手数料などが発生します。

東急リバブルの公式Q&Aでは、仲介手数料は成功報酬であり、売却が成立しなかった場合には支払いは発生しないと案内されています。また、広告費についても、売却を中止した場合に基本的には負担しない旨が掲載されています。

個別の契約内容や追加サービスについては、媒介契約を締結する前に費用を確認してください。

おすすめポイント

東急リバブルは、複数の査定方法や売却方法を比較しながら相談したい場合に検討しやすいサービスです。

通常の仲介だけでなく、公式サイトでは売却保証や不動産買取についても案内されています。売却までに希望期限がある場合などは、通常仲介とそれ以外の方法について条件の違いを相談できます。

また、税理士や弁護士による無料相談会についても案内されています。不動産売却では譲渡所得など税金が関係するケースがあるため、必要に応じて専門家への相談手段があるか確認しておくとよいでしょう。

キャンペーン・特典

キャンペーンや特典は時期・地域・物件・契約条件などによって異なる可能性があります。

利用を検討する際は、現在実施中の内容と適用条件を公式サイトまたは担当店舗で確認してください。

利用シーン

まず概算価格を把握したい場合、担当者に査定を依頼したい場合、通常仲介以外の売却方法も含めて相談したい場合などに検討できます。

また、遠方の不動産について相談したい場合には、公式サイトでオンライン相談も案内されています。

東急リバブルのまとめ

東急リバブルでは無料査定に加えてAI査定が用意され、売却サポートにも複数の選択肢があります。

売却希望時期や物件の状態によって適した売却方法は異なるため、査定価格だけでなく、「どのような販売計画になるのか」「利用できる保証・サポートは何か」を確認して比較するとよいでしょう。

すみふの仲介ステップ(住友不動産ステップ)

出典:すみふの仲介ステップ公式サイト

商品概要

すみふの仲介ステップは、住友不動産ステップ株式会社が提供する不動産売買仲介サービスです。

公式サイトから無料査定を申し込むことができ、売却を決定している場合だけでなく、まず売却可能額を知りたい段階でも相談できると案内されています。

査定方法には机上査定と訪問査定があります。

机上査定では近隣の取引事例、公示価格、路線価、物件の面積・形状などを考慮して概算価格を算出します。訪問査定では、それらに加えて実際の建物管理状況や室内、日当たりなども確認します。

特徴

2026年8月1日時点で全国148営業センターの直営ネットワークを展開していると公式サイトで案内されています。

売却支援では「ステップオークション」も紹介されています。これは売主の希望や物件の特性に応じて、一般の購入希望者だけでなく取引先の宅地建物取引業者にも物件を紹介する仕組みです。

また、「ステップエスコート」としてプロカメラマンによる室内撮影などのサポートサービスも用意されています。各サービスには適用条件があります。

料金

不動産査定は無料です。公式サイトでは、売却検討中の相談についても無料で受け付けると案内されています。

実際に仲介で売却が成立した場合には、仲介手数料などの費用が発生します。具体的な金額やその他の諸費用については、査定・売却相談時に確認してください。

おすすめポイント

すみふの仲介ステップは、通常の査定に加えてAI査定も利用できます。

「ステップAI査定」は、マンション・一戸建て・土地を対象とし、電話番号を入力せずに無料で利用できると案内されています。査定価格は毎月更新されます。

「まだ担当者へ本格的に売却相談する段階ではないものの、価格の目安を継続的に確認したい」という場合には、こうした査定方法も比較材料になります。

一方、実際の室内状態や眺望などはAIや机上査定だけでは十分に反映できない場合があります。売却を具体的に進める段階では、訪問査定についても検討するとよいでしょう。

キャンペーン・特典

キャンペーン・特典は実施時期や適用条件によって変わる可能性があります。

利用時点の情報については公式サイトまたは担当営業センターで確認してください。

利用シーン

マンション・一戸建て・土地などの査定を依頼したい場合のほか、まずAI査定で価格の目安を確認したい場合にも利用を検討できます。

また、相続した不動産、空き家・空き地、住み替え、売却と賃貸のどちらにするか迷っているケースなどについても相談メニューが掲載されています。

すみふの仲介ステップのまとめ

すみふの仲介ステップでは、無料査定、AI査定、営業担当者への相談など、検討状況に合わせた選択肢があります。

全国148営業センターの直営ネットワーク(2026年8月)や、ステップオークション、ステップエスコートなども比較時に確認したい特徴です。

物件所在地によって営業エリアが異なるため、最初に所有物件が対応エリアに含まれているか確認してください。

承知しました。続きとして、4サービスを同じ基準で整理した比較表から、査定先の選び方、注意点、用途別の考え方へ進みます。

ノムコムを含む不動産売却サービス4社を比較

ここまで紹介した4サービスは、いずれも不動産売却の査定・相談に対応しています。ただし、査定方法や販売活動、売主向けサポートなどには違いがあります。

不動産会社を比較するときは、査定額だけを見るのではなく、「どのように売却活動を進めるのか」「所有する物件でどのサポートを利用できるのか」といった点も確認することが重要です。

サービス査定料主な査定方法主な対応物件売却時に確認したい特徴AI査定
ノムコム無料机上査定・訪問査定マンション・一戸建て・土地などVRホームステージング、3DウォークスルーなどWebを活用した販売支援物件・サービスに応じて公式サイトを確認
三井のリハウス無料査定・AI査定などマンション・一戸建て・土地など360°サポートなど、建物・設備に関する売主向けサービスあり
東急リバブル無料机上査定・訪問査定・AI査定などマンション・一戸建て・土地など売却保証、仲介保証、物件の見せ方に関する各種サポートなどあり
すみふの仲介ステップ無料机上査定・訪問査定・AI査定などマンション・一戸建て・土地などステップオークション、ステップエスコートなどあり

※2026年8月時点で各社公式サイトに掲載されている情報をもとに整理しています。対象エリア、対象物件、利用条件などによって利用できるサービスは異なります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

この比較から分かるように、単純に「無料査定ができるか」だけでは各サービスの違いを把握しにくくなっています。

たとえば、ノムコムではVRホームステージングや3Dウォークスルーなど、Web上で物件の特徴を購入検討者へ伝えるための仕組みが用意されています。

一方、三井のリハウスでは建物・設備に関するサポート、東急リバブルでは保証や売却方法を含む複数のサポート、すみふの仲介ステップではAI査定やステップオークションなどが確認できます。

どのサービスが適しているかは、物件の種類や所在地、売却希望時期、希望する販売方法などによって異なります。

そのため、各サービスの特徴を確認したうえで、自分が重視する条件に沿って比較することが大切です。

不動産売却サービスはどう選ぶ?査定を依頼する前に確認したいポイント

不動産売却では、査定価格が重要な比較材料になることは間違いありません。

しかし、査定価格は「その価格で売れること」を保証するものではありません。

実際の売却価格は、市場動向、物件の状態、購入希望者との交渉、売出価格、販売期間など、さまざまな要因によって変化します。

そのため、不動産会社を選ぶ際には査定額だけではなく、次のような観点から総合的に検討するとよいでしょう。

査定方法を確認する

不動産査定には、主に「AI査定」「机上査定」「訪問査定」があります。

名称や具体的な方法は不動産会社によって異なりますが、それぞれの特徴を理解しておくと、現在の検討段階に合った査定方法を選びやすくなります。

AI査定

AI査定は、過去の取引情報や物件情報などをもとに、システムが価格の目安を算出する方法です。

「すぐに売却するとは決めていないものの、現在の価格の目安を知りたい」という段階では利用しやすい方法の一つです。

一方で、室内の状態、リフォーム状況、眺望、日当たりなど、個別の物件事情を十分に反映できないことがあります。

そのため、AI査定で表示された金額は、売却価格そのものではなく目安として捉える必要があります。

机上査定

机上査定は、物件を訪問せず、所在地・面積・築年数・間取りなどの物件情報や周辺の取引事例などをもとに査定する方法です。

「不動産会社に査定してもらいたいが、まだ訪問してもらうほど売却意思が固まっていない」といった段階でも検討しやすい方法です。

ただし、実際の建物や室内を確認していないため、個別性の高い条件までは反映できないことがあります。

訪問査定

訪問査定では、不動産会社の担当者が実際に物件を確認します。

机上査定で使用する情報に加え、建物や室内の状態、日当たり、眺望、周辺環境など、現地で確認できる情報を考慮して査定します。

売却を具体的に進めたい場合には、訪問査定を依頼して査定根拠について説明を受けることも選択肢になります。

査定価格だけで不動産会社を決めない

複数の不動産会社へ査定を依頼すると、査定価格に差が出る場合があります。

このとき注意したいのが、「最も高い査定額を提示した会社なら高く売れる」とは限らないことです。

査定価格は、不動産会社が市場データや物件の特徴などをもとに算出した価格です。最終的な成約価格ではありません。

査定額を見るときには、金額とあわせて査定の根拠を確認しましょう。

たとえば、「周辺でどのような物件が成約しているのか」「どの取引事例を参考にしたのか」「物件のどの特徴が査定価格に反映されているのか」といった説明を確認します。

査定額そのものだけでなく、その金額に至った理由を理解することで比較しやすくなります。

販売活動の方法を比較する

不動産売却では、物件をどのように購入検討者へ紹介するのかも確認しておきたいポイントです。

不動産会社によって、自社サイトへの掲載、不動産ポータルサイトへの掲載、既存顧客への紹介、チラシなど、販売活動の方法は異なります。

さらに、物件写真や動画、VR、CGなどを利用して物件の特徴を伝えるサービスを提供している会社もあります。

たとえばノムコムでは、公式サイト上でVRホームステージングや3Dウォークスルーなどが案内されています。

こうしたサービスは、対象物件や契約条件によって利用できるかどうかが異なる場合があります。

査定を受ける際には、「自分の物件ではどのような販売活動を予定しているのか」まで質問すると比較しやすくなります。

売主向けサポートを比較する

不動産会社によっては、売却活動だけでなく、売主向けのさまざまなサポートを提供しています。

たとえば、建物・設備のチェック、ホームステージング、室内クリーニング、専門家への相談などです。

ただし、サービス名だけで比較するのは避けたほうがよいでしょう。

同じようなサポートに見えても、対象物件、対象地域、利用条件、サポート期間、費用負担などが異なるためです。

「無料と書かれているから利用できる」と考えるのではなく、自分の物件が対象か、追加料金が必要か、どのような条件があるかまで確認することが大切です。

担当エリアを確認する

全国規模でサービスを展開している不動産会社であっても、すべての地域・物件を同じ条件で取り扱っているとは限りません。

不動産は地域性の影響を受けるため、所有する物件の所在地に対応しているか確認することが重要です。

公式サイトで営業店舗や対応エリアを調べるだけでなく、査定時に「この地域でどのような売却実績があるか」「最近の市場動向をどう見ているか」などを担当者へ確認する方法もあります。

売却までの希望期間を整理する

「できるだけ時間をかけて条件に合う購入希望者を探したい」という場合と、「転勤や住み替えなどの事情から一定期間までに売却したい」という場合では、検討する売却方法が変わることがあります。

通常の仲介では、不動産会社が購入希望者を探し、条件がまとまれば売買契約を締結します。

一方、不動産会社による買取や、一定条件のもとで提供される売却保証など、別の選択肢を用意している会社もあります。

買取の場合、一般的な仲介による売却とは価格の決まり方や契約条件などが異なります。

「早く売却できそうだから」という理由だけで選ぶのではなく、価格、手数料、スケジュール、契約条件などを確認して判断しましょう。

不動産売却サービス選びで注意したいポイント

不動産売却は取引金額が大きくなりやすいため、サービス名や広告だけで判断せず、契約内容まで確認することが重要です。

ここでは、査定から媒介契約までの段階で特に注意したいポイントを整理します。

高い査定額だけを理由に決めない

複数社を比較したとき、一社だけ査定価格が高い場合があります。

高い査定額そのものが問題というわけではありませんが、「なぜその金額になったのか」を確認せずに媒介契約を決めることは避けたいところです。

周辺の成約事例、現在販売されている競合物件、市場動向などをもとに説明してもらい、納得できる根拠があるか確認しましょう。

また、「査定価格」「売出価格」「成約価格」はそれぞれ意味が異なります。

査定価格がそのまま成約価格になるとは限らないことを理解しておくことが重要です。

仲介手数料以外の費用も確認する

不動産売却では、仲介手数料以外にも費用が発生する場合があります。

物件や取引内容によって異なりますが、印紙税、登記に関連する費用、住宅ローンが残っている場合の抵当権抹消に関連する費用などが考えられます。

また、売却によって利益が生じた場合には、譲渡所得に対する税金が関係することがあります。

税務上の取り扱いは所有期間や取得費、各種特例の適用条件などによって異なるため、個別の判断が必要な場合は税務署や税理士などの専門家へ確認してください。

「売却価格=最終的に手元に残る金額」ではないため、売却後の資金計画を立てる際は諸費用も考慮しましょう。

媒介契約の種類を理解する

仲介で不動産を売却する際には、不動産会社と媒介契約を締結するのが一般的です。

媒介契約には主に「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」があり、それぞれ契約できる不動産会社の数や売主自身が買主を見つけた場合の扱い、業務報告の頻度などが異なります。

複数社へ査定を依頼することと、複数社と媒介契約を締結することは同じではありません。

契約前には、媒介契約の種類とそれぞれの違いについて担当者から説明を受け、自分の売却方針に合うものを選択しましょう。

サポートサービスの適用条件を確認する

ホームステージング、建物保証、設備保証、クリーニングなど魅力的に見えるサービスがあっても、すべての物件で利用できるとは限りません。

対象エリア、物件種別、築年数、媒介契約の種類、仲介手数料などの条件が設定されている場合があります。

比較するときは、「サービスが存在するか」だけではなく、自分が売却する物件で実際に利用できるかまで確認することが重要です。

目的別に考える不動産売却サービスの比較方法

ここまでの違いを踏まえ、重視するポイント別に比較方法を整理します。

これは各サービスの優劣を示すものではありません。所有物件や売却目的によって確認すべきポイントが異なるため、最終的には個別の査定内容や担当者からの提案を比較してください。

Webを活用した物件の見せ方を確認したい場合

インターネット上で購入検討者へどのように物件を紹介するのかを重視する場合は、ノムコムの販売支援サービスを確認してみるとよいでしょう。

ノムコムでは、VRホームステージングや3Dウォークスルーなどが公式サイトで紹介されています。

特に空室物件の場合、「家具を置いたときにどのような雰囲気になるのか」をイメージしてもらうための方法としてVRホームステージングが用意されています。

ただし、物件によって利用条件が異なる場合があるため、査定時には対象になるか確認してください。

建物・設備に関する売主向けサポートを確認したい場合

売却前後の建物や設備に関するサポートを重視する場合は、三井のリハウスが提供している「360°サポート」の内容を確認する方法があります。

対象設備や建物についてチェック・サポートを受けられる仕組みですが、対象物件や保証内容などには条件があります。

名称だけで判断せず、所有物件が対象になるか、どの設備や不具合まで対象になるかを確認して比較しましょう。

仲介以外の売却方法も含めて相談したい場合

通常の仲介以外も検討している場合は、買取や売却保証などを提供しているか確認することがポイントになります。

東急リバブルでは、公式サイト上で「リバブル売却保証」「リバブル不動産買取」などが案内されています。

ただし、仲介、売却保証、買取では仕組みや条件が異なります。

売却までの期間だけでなく、想定される売却価格や適用条件などについて説明を受けてから検討しましょう。

AI査定から検討を始めたい場合

「まだ具体的に売却すると決めていないので、まず価格の目安を確認したい」という場合にはAI査定を利用する方法があります。

すみふの仲介ステップでは、マンション・一戸建て・土地に対応した「ステップAI査定」が案内されています。

AI査定は検討初期に価格の目安を確認する方法として利用できますが、実際の室内状態などを確認する査定ではありません。

売却を具体的に進める場合には、必要に応じて机上査定や訪問査定も検討しましょう。

査定を依頼するときに確認しておきたい質問

不動産査定を依頼すると、査定価格だけに注目しがちです。しかし、売却を任せる会社を検討するためには、その後の販売活動についても確認する必要があります。

担当者と相談するときには、たとえば次の点を質問すると比較しやすくなります。

  • 査定価格はどのような根拠で算出したのか
  • 周辺では最近どのような物件が成約しているのか
  • 査定価格と売出価格はどの程度を想定しているのか
  • どのような購入者層を想定して販売するのか
  • どのWebサイトや媒体へ物件情報を掲載するのか
  • 自分の物件で利用できる売却サポートは何か
  • 仲介手数料以外にどのような費用が想定されるか
  • 売却活動の状況はどのように報告されるのか
  • 希望する時期までに売却できない場合、どのような選択肢があるのか
  • 契約する媒介契約にはどのような特徴があるのか

複数の不動産会社へ同じような質問をすると、各社の提案内容を比較しやすくなります。

特に重要なのは、査定価格の「数字」だけではなく、その数字に至った理由と売却計画を確認することです。

不動産売却は物件ごとに条件が異なります。公式サイトでサービス内容を調べたうえで個別査定を受けることで、自分の物件に対してどのような提案を受けられるのか確認できます。

不動産売却・査定でよくある質問

不動産売却では、査定を依頼する段階から媒介契約、売買契約、引き渡しまで複数の手続きがあります。ここでは、ノムコムを含む不動産売却サービスを比較している方が疑問に感じやすい点を整理します。

Q. ノムコムの不動産査定は無料ですか?

はい。ノムコムでは不動産査定を無料で受け付けています。

公式サイトでは、査定方法として「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定(現地査定)」が案内されています。机上査定では周辺の売出事例・成約事例、公示地価などの価格データと、面積・間取り・築年数などの物件情報をもとに査定します。

訪問査定では、担当者が実際に現地を確認し、物件の状態なども踏まえて査定価格を算出します。

まだ売却時期が決まっていない場合は、まず査定価格を確認し、その結果を今後の資金計画や売却判断の参考にする方法もあります。

Q. ノムコムで査定したら必ず売却しなければなりませんか?

査定を受けたことだけを理由に、必ず売却しなければならないわけではありません。

不動産査定は、所有している物件の売却価格を検討するための材料の一つです。実際に売却するかどうかは、査定結果や資金計画、住み替え予定などを踏まえて判断します。

ノムコムの公式サイトでも、売却を決めている場合だけでなく、住み替えを考え始めた段階で査定を利用して売却金額の目安を確認する方法が案内されています。

Q. 査定価格で必ず売却できますか?

査定価格は、将来の成約価格を保証するものではありません。

ノムコムでは、査定価格について、売出価格を決める際に不動産会社が提示する参考価格であると説明しています。実際の売出価格は、査定価格だけではなく、売主の希望や事情、周辺の売出状況なども踏まえて決定します。

たとえば3,000万円という査定結果が出たとしても、必ず3,000万円で購入希望者が見つかるとは限りません。

反対に、査定価格より高い金額で売り出すこと自体が直ちに不可能というわけでもありません。ただし、市場相場との乖離が大きい場合には売却期間が長くなる可能性があります。

査定を受けた際には金額だけを見るのではなく、

「どのような成約事例を参考にしたのか」

「この価格帯を想定した理由は何か」

「どの程度の期間で売却する想定なのか」

といった点も確認しておくとよいでしょう。

Q. 机上査定と訪問査定はどちらを選べばよいですか?

売却の検討状況によって使い分ける方法があります。

まだ具体的な売却時期を決めておらず、「まず所有物件のおおよその価格を知りたい」という段階では、机上査定が選択肢になります。

机上査定では、物件を実際に訪問せず、周辺の取引情報や物件データなどを利用して査定します。

一方、売却を具体的に検討している場合は、訪問査定を受けることで、室内や建物の状態なども踏まえた査定を受けられます。

ノムコムでも、机上査定では眺望や内装の状態などが考慮されないため、訪問査定後に価格差が生じる可能性があることを案内しています。

どちらが一律に適しているというものではありません。検討初期なのか、具体的な売却を予定しているのかを基準に選択するとよいでしょう。

Q. 複数の不動産会社に査定を依頼してもよいですか?

複数社の査定内容を比較することは、不動産会社を検討する方法の一つです。

ただし、比較するときは査定額だけで判断しないことが重要です。

各社について、

・査定額とその根拠
・想定している売出価格
・販売活動の方法
・利用できる売主向けサービス
・担当者から受けられる提案
・売却までの想定スケジュール
・媒介契約の条件
・必要となる費用

などを同じ基準で確認すると、違いが分かりやすくなります。

特に査定額に大きな差がある場合には、その理由を説明してもらいましょう。

Q. 査定価格が一番高い不動産会社を選べばよいですか?

査定価格の高さだけで不動産会社を決める必要はありません。

査定価格と実際の成約価格は異なるためです。

たとえばA社が3,500万円、B社が3,300万円、C社が3,200万円と査定したとしても、A社へ依頼すれば3,500万円で成約することが保証されるわけではありません。

査定価格を比較する場合には、「なぜこの価格なのか」という根拠まで確認しましょう。

周辺の成約事例や競合物件、市場動向などについて具体的な説明を受けることで、査定額の妥当性を検討しやすくなります。

Q. 不動産査定を依頼するときに準備するものはありますか?

査定方法や不動産会社によって必要な情報・書類は異なりますが、物件に関する資料を用意しておくと相談が進めやすくなります。

たとえば、登記に関する資料、購入時の売買契約書、間取り図、土地測量図、マンションの場合は管理費・修繕積立金が分かる資料などが参考になる場合があります。

すべてを査定申し込み時点でそろえられなくても、まず相談できるケースがあります。

具体的に必要な資料については、査定を依頼する不動産会社へ確認してください。

Q. 住宅ローンが残っていても売却できますか?

住宅ローンが残っている不動産でも売却を検討することはできます。

ただし、売却・引き渡しにあたっては、原則として抵当権の抹消に必要な手続きが関係します。

売却代金などで住宅ローン残高を返済できるかどうかも重要です。

査定を依頼するときには、現在のローン残高を確認し、売却に伴う費用も含めて資金計画を検討しましょう。

売却価格だけを見るのではなく、「売却後にどの程度の資金が残るのか」を考えることが大切です。

Q. 不動産を売却するとどのような費用がかかりますか?

代表的なものとして、仲介による売却では仲介手数料が考えられます。

そのほかにも、契約内容や物件の状況によって、売買契約書に関する印紙税、抵当権抹消などの登記関連費用、引っ越し費用などが発生する場合があります。

また、売却によって譲渡所得が生じた場合には所得税・住民税が関係することがあります。

ノムコムの公式サイトでも、仲介手数料、譲渡に伴う税金、登記費用、印紙代、引っ越し費用などが売却時の主な費用として案内されています。

税額や特例の適用可否は個別条件によって異なります。具体的な税務判断については、税務署や税理士などの専門家へ確認してください。

Q. 一般媒介・専任媒介・専属専任媒介にはどのような違いがありますか?

不動産会社へ仲介を依頼するときに締結する媒介契約には、主に3種類があります。

一般媒介契約は、複数の不動産会社へ重ねて仲介を依頼できる契約です。

専任媒介契約は、原則として一社へ仲介を依頼しますが、売主が自ら見つけた相手と契約することは可能です。

専属専任媒介契約は、一社へ仲介を依頼し、売主自身が見つけた相手と直接契約することにも制約があります。

すみふの仲介ステップの公式Q&Aでも、この3種類について違いが説明されています。

それぞれ指定流通機構への登録義務や業務報告の頻度などにも違いがあります。

媒介契約を締結する際は、不動産会社から説明を受け、自分の希望する販売方法に合っているか確認しましょう。

Q. 仲介手数料は査定時にも発生しますか?

査定を受けただけで仲介手数料が発生するものではありません。

ノムコムをはじめ、今回紹介した各サービスでは所有不動産の売却査定を無料で受け付けています。ノムコムと東急リバブルでは、公式Q&Aでも査定無料と明記されています。

仲介手数料は、不動産会社による仲介で売買契約が成立した場合に関係する費用です。

すみふの仲介ステップも、媒介契約を結んだだけでは仲介手数料はかからず、成約した場合に発生すると案内しています。

具体的な支払時期や金額については、媒介契約を締結する前に確認してください。

Q. 不動産会社の査定は何社くらい比較すればよいですか?

「必ず何社」という決まりはありません。

複数社の査定内容を比較することで、価格だけでなく販売戦略やサポートの違いを把握しやすくなる場合があります。

一方、多くの会社へ一度に依頼すると、それぞれとの連絡や面談に時間が必要になることもあります。

そのため、所在地への対応状況や希望するサポートを確認し、比較したい会社を絞り込む方法もあります。

この記事で紹介しているノムコム、三井のリハウス、東急リバブル、すみふの仲介ステップについても、まず対応エリアやサービス内容を確認し、自分の売却方針に合う会社を比較するとよいでしょう。

Q. 不動産を売るかまだ決めていなくても査定できますか?

サービスによっては、売却を決定する前の段階から査定を利用できます。

ノムコムは住み替えを考え始めた段階でも価格査定から検討できる旨を案内しています。

東急リバブルも、売却が決まっていなくても査定結果を参考にして売却を判断できると案内しています。

すみふの仲介ステップについても、「とりあえず売却可能額を知りたい」という相談に対応すると公式サイトに記載されています。

現在の価格を把握することで、住み替えや資金計画を考える材料にすることができます。

不動産査定では価格だけでなく売却方法まで比較しよう

不動産売却を検討するときには、まず所有物件がどの程度の価格になる可能性があるのかを把握することが一つの出発点になります。

今回比較したのは、

ノムコム

三井のリハウス

東急リバブル

すみふの仲介ステップ

の4サービスです。

いずれも不動産査定に対応していますが、査定方法や販売活動、売却を支援するサービスなどには違いがあります。

そのため、「査定額が高かった」という理由だけで決めるのではなく、査定根拠、販売方法、利用できるサポート、担当エリア、売却希望時期などを同じ基準で比較することが重要です。

特に、不動産売却を初めて検討する場合は「査定価格」「売出価格」「成約価格」の違いを理解しておきましょう。

査定価格はあくまで売出価格を検討するための参考となる価格であり、その金額での成約を保証するものではありません。ノムコムでも、査定価格は売出価格を決めるための参考価格と説明されています。

ノムコムはWebを活用した売却活動も確認したい方の比較候補

ノムコムは、野村不動産ソリューションズが運営する不動産情報サイトで、野村の仲介+(PLUS)による不動産査定・売却相談を申し込めます。

公式サイトでは不動産査定を無料で受け付けており、机上査定と訪問査定が案内されています。

また、売却サポートについても複数のメニューが掲載されており、物件の販売方法まで含めて相談できます。

そのため、

・マンション、一戸建て、土地などの売却価格を知りたい
・不動産売却について担当者へ相談したい
・査定価格だけでなく販売活動についても確認したい
・Webを活用した物件の見せ方にも注目したい
・住み替えを含めて売却方法を相談したい

といった場合に、比較対象の一つとして検討できます。

一方で、所有物件で利用できるサービスや販売方法は、物件種別・所在地・契約条件などによって異なる場合があります。

査定時には、単に「どのようなサービスがありますか」と質問するだけではなく、「この物件の場合、具体的にどのサービスを利用できますか」と確認すると、実際の売却計画を比較しやすくなります。

ノムコムの公式売却ページでは、2025年年間サイト利用ユーザー数について「1,000万超」と掲載されています。本記事では2026年8月時点で確認できる公式サイトの情報を優先しています。

数値やキャンペーン、サービス内容は今後変更される場合があります。申し込み前には必ず最新情報と適用条件を公式サイトで確認してください。

不動産の売却では、物件の種類や所在地、市況、売却希望時期などによって適した進め方が異なります。

まず現在の売却価格の目安を把握し、査定根拠や販売方法について説明を受けたうえで、自分の希望に合った売却方法を検討しましょう。

ノムコムは、不動産査定とあわせて野村の仲介+(PLUS)の販売活動や売却サポートについて確認したい方にとって、有力な比較候補の一つです。


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